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父親業で役だったこと、感じたこと、モヤっとしたことを記録します。

娘がはじめて夢中になった字の本「いやいやえん」、親としても子供へのしつけを学ぶ・・・

そろそろ字の本も・・・

5歳娘もそろそろ絵本だけじゃなくて字の本もあった方がいいかな、

と思い、何冊か買ってはみたものの、あまり興味は示さずにいたようでした。

エルマーのぼうけん」などはまだちょっと難しかったかもしれません。

 

字の本といっても、ちょっと絵が多い方がいいかなと思って

思い出して買ったのが「いやいやえん」。


いやいやえん|絵本ナビ : 中川 李枝子,大村 百合子 みんなの声・通販

 

 


Amazon.co.jp: いやいやえん―童話 (福音館創作童話シリーズ): 中川 李枝子, 子どもの本研究会, 大村 百合子: 本

 

中川李枝子さんと宮崎駿さんの対談で「いやいやえん」の絵のことを話していて、この本は挿絵もたくさんあるんだったと思い出しました。

 


中川李枝子 × 宮崎駿、『ぐりとぐら』を語る。 | casabrutus.com

 

 

まずは最初のお話「ちゅーりっぷほいくえん」

特に主人公ということではないのかもしれませんが、しげるくんという男の子が、保育園のお約束をなかなか守れない、という話。

 

約束を17つも守れない!

そしてその中には不思議な約束もあるというのがおもしろかったのか

娘はすぐに夢中になりました。

「はなくそをなめました」でゲラゲラ笑い、

「うわばきを手にはいて、かおをなでました」で不思議な顔をして。

 

そうだ、うわばきって見たことないんだと気がつきました。保育園は裸足だし。

 

単に怒られる話ではなくて・・・

しげるくんは確かに注意されるのだけど、

約束を守れないで物置きに連れて行かれる前に、

約束をいつも思い出します。

 

表題の「いやいやえん」のお話もそうですが、

悪いことをして怒られるのではなく、

悪いことをすれば報いがある、それに自然と気がついていく、

という話なのかなと思いました。

 

おこだでませんように」の主人公のぼくとしげるくんは

少し似ているのかもしれません。

注意はされるし、してはいけないことをしているということも

(たぶん)わかっている、だけどしてしまう・・・・

そんな気持ちが娘にもあるのかもしれません。

 

親としても、ガミガミ叱るだけでなく、ちゅーりっぷほいくえんや

いやいやえんの先生みたいに話せばいいのかな、と思ったりできる

本でした。

毎晩読んでとせがまれる絵本「おこだでませんように」

親が子育てを反省する絵本?

最近、寝る前に毎日読みきかせている絵本です。


(全ページ読める)おこだでませんように|絵本ナビ : くすのき しげのり,石井 聖岳 みんなの声・通販

 

どこかでレビューを読んで買ってみたものの、

5歳娘があまり興味を示さず、ずっと本棚にしまってありました。

amazonや絵本ナビのレビューを読むと

「子育て中のお母さんに読んで頂きたい」

「大人が勉強できる絵本です」

と、子供を怒りすぎている大人が自省する本として

読まれているようで、あまり子供には響かなかったかなー

と思っていました。

 

しばらく本棚に眠っていましたが・・

寝る前に、じゃあ今日読む本をもってきてーと

子供たちに声をかけているのですが、

1週間くらい前に、この「おこだてませんように」を

もってきました。

 

家でも学校でも怒られてばかりの主人公の男の子、

本当は「ええこやねえ」と褒めてもらいたいのに。

習ったばかりのひらがなで、七夕の短冊に書いた願い事を

先生が読んで・・・

 

というお話です。

 

この本を読みたがる子供の気持ちは!?

それ以来、毎晩のように娘がこの本をリクエストします。

おこられてばかりのぼくが最後には先生にほめられて

お母さんにやさしくしてもらって・・・という話、

娘にとってもきっと感じるところがあるのでしょう。

(だからといって、娘を叱ったりしない方がいいかな?

という気持ちには親としてはならなかったのですが)

 

娘がよく「○○くんが××して先生に怒られてたんだよー」

という話をしてくるのですが、家ではいろいろ怒られても

保育園では私はちゃんとやってるんだよーというアピール(!?)

なのか、保育園で自分が怒られたことは親に話せないので、

ということなのか・・・

いずれにしても、怒られるというのがいろいろ気になって

いるようです。

 

読み聞かせがなかなか難しい・・

全編が関西弁なので、非ネイティブの私にはちょっと難しい本です。

「ほんまは ぼく、「ええこやねえ」っていわれたいんや」

「いもうとのくせに わがままばっかり いうからや」

読みながら私も毎晩関西弁の勉強です。

 

 

 

寝かしつけ コツは親が先に寝ること?

夜が弱い父親です。

子供を寝かしつけが重労働です。

 

最近は子供たちも分かってきたのか、

こちらが先に寝ると、

「まったくもう」という感じで

それからほどなくして寝てしまうようです。

(私自身はそれを確認することができないのですが、

しばらくして目を覚ましてみると、

ちゃんと寝ているからいいや、となります)

 

 

昨日は妻が寝かしつけていたところに帰宅。

替わって、こちらが寝かしつけ役に。

5歳長女はすでに就寝。

2歳長男が難関です。

 

さあ寝ようか、と声をかけてこちらがうつぶせになると

息子もうつぶせに。

 

しばらくもぞもぞしていたけれど、眠れないのか

小さな声で歌を歌い出します。

「ありのーままのー」

 

「しー」と声をかけると、今度はうつぶせの私の上に

乗っかってきます。

もぞもぞとベストポジションを探そうとしているようだが

満足行く場所が見つからない様子。

私の顔の方に登ってきます。

 

息子が頬を私の顔に近づけてきて、「ぴたっ」

帰宅してすぐの冷えた私の耳に当たります。

ぴくっとして、私から降りる息子。

枕のある場所を探して、自分でうつぶせ。

「みみつめたいねー」と一言。

 

・・・・・

 

いつの間にか私も寝てしまっているようでした。

起きてみると息子もぐっすり。

今日も寝かしつけ完了です。。

 

2歳息子が吃音?

私自身は全く気づいていなかったのですが、

息子が吃音では、という話になりました。

 

今のところ、自分の名前を言うときだけのようです。

「た、た、た、た、たかし(仮名)・・・」

という感じ。

 

  1. おもちゃなど取り合いしているとき、
  2. 今日あったできごとを教えてくれるとき、
  3. やりたいことがあるとき、

出てくるような気がします。

 

  1. 「た、た、た、た、たかしのなの!」
  2. 「た、た、た、た、たかし でんしゃのったんだー」
  3. 「た、た、た、た、たかし おばあちゃんち いくー」

 

正直なところ、あまり気にするようなことでもないかなと思います。

でも、子供がプレッシャーを感じたり、怒られたりするのを負担に

思っているから・・・というような説明に触れると、

親も何か直さなくてはいけないのかなーという気も。

 

吃音、どもりの体験談をいろいろネットで探してみましたが、

個人的にしっくりくるのはこれでした。

 


2才の子供の吃音(どもり)がひどいです - 育児 | 教えて!goo

 

ベストアンサーに選ばれた方の回答が素晴らしい!

ご本人も吃音の当事者で、お子さんにも2歳くらいから吃音があったとのこと。

そして6歳の現在は直っているそうです。

 

子供に吃音を意識させたり、焦らせたり、自分の言いたいことがいえない、

という気持ちにさせないように、親の行動を見直してみる、

ということなのかなーと思いました。

 

あいさつが苦手な娘、できるようになるには

大きな声でハキハキが取り柄の娘、

あいさつだけは蚊の鳴くような声。

どうしたものかなーといつも思っています。

 

あまり知らない人も乗ってくるマンションの

エレベーターではできるのに、保育園の先生や

お友達のお父さんお母さんにはできなかったり。

 

それでも、最近ずいぶん良くなってきたかなと

思います。

やってみてよかったことをまとめてみました。

 

エレベータや保育園に入る前に「あいさつできるかなー」とお話しておく

あいさつはした方がいいのかなーということは

子供自身も分かっているように思います。

「お、いまはあいさつの時間だ」と分かっていれば

できるのかな、という気がしています。

 

知り合いに会ったら、「行ってきな~」と子供だけを行かせて、親は後ろで

これは、あいさつが全くできないうちからは逆効果かもしれないですし、

子供がその方をどれくらい知っているかにもよるかもしれません。

少しあいさつができるようになってきたあとから

うまくいった方法のように思います。

 

きっと放っておいても成長すればあいさつはできるように

なるのでしょう。親自身もちょっと気にしすぎかもしれません。

それでも、あいさつくらいできるようになってほしいなーと思って

しまいます。

 

下のリンクはとても参考になりました。

 

ほほえみお母さん&お父さん:教えて!みんなからのアドバイス

「小さい声でもいいからと」「親のいないところでできたのがきっかけに」など、いいなと思う意見がたくさんありました。

 


あいさつが上手くできません - ぴっかりさんのすくすく道場 - 育児のまぐまぐ!

「あいさつの必要性は理解しているはず」ですよね。「(隠れている子に)いい所にいるねえ。ママの所が一番安全だからねえ。そこに隠れていていいよ」「恥ずかしがり屋さんでも可愛いよ」なんていう声のかけ方、いいなと思いました。

 

 

踏切大好き2歳のための絵本「あかくんでんしゃとはしる」

(片手をななめに下ろして)

「かんかんかん」

(その手を上にあげて)

「どうぞー」

 

という踏切ごっこが大好きな息子。

踏切を見に行くのも大好き。

そんな息子2歳が気に入ったのがこちら。

 


あかくんでんしゃとはしる|絵本ナビ : あんどう としひこ みんなの声・通販

 

http://www.amazon.co.jp/あかくん-でんしゃと-幼児絵本ふしぎなたねシリーズ-あんどう-としひこ/

 

残念ながら絵本ナビでもamazonでも品切れのようです(2015年1月10日)

 

海岸を通って電車が「まちのえき」まで行く様子は江ノ電でしょうか。

語り手は車の「あかくん」ですが、この本での主役は緑の電車。

そして息子にとって何より大切なのは、踏切がたくさん出てくるところ。

 

中表紙も踏切。1ページ目も踏切。最後のページも踏切。

 

本屋で平積みされていたのを見つけて「これー、これー」

開いて「かんかんかん、だー」

 

大満足の1冊です。

 

そして踏切を見に行くにはやはり江ノ電がよさそう、と再認識。

 

育児を半分以上担ってみて、楽しめるようになった

両親の家事分担を見ていて嫌だったこと

仕事人間の父と専業主婦の母という両親だったので、

子育てと家事はほぼ完全に母の仕事だった。

 

私も大きくなり、母も働きに出るようになり、

それでも家事はずっと母の仕事だったが、

少しずつ「お父さんも手伝ってよ」が増えてきた。

 

それはそれでいいのだが、

父が洗い物をすると、「洗い方が違う」

父が洗濯物を干すと、「干し方が違う」。

 

両親は別に仲が悪かったわけではないと思うのだが、

こういうやりとりを見るのが嫌だった。

 

自分たちに子供が産まれてみて

上の子が産まれて1ヶ月くらいは妻の実家にいて、

私の子育て負担はゼロ。

妻子が家に戻ってきてもはじめはあまりすることは

なかったような気もする。

寝かしつけとおむつ換え、入浴を交代で、だろうか。

寝かしつけながら授乳、ということも多いし

何より私が夜に弱いので、寝かしつけは妻の方が

多かっただろう。

 

やがて妻が職場復帰して、保育園に通い出し、

さらに混合乳や離乳食がはじまると、

私の役割も少しずつ増えたように思う。

 

母乳は妻の役割なので、ミルクは私が作る方が多かった。

離乳食作りは妻ががんばっていたが、大人の食事から

ちょこっと取り出して作れたりするようになると

私の役割も増えた。

 

 

子供が通常食になってから

私の仕事が、出張多い+その他は比較的時間の融通効く

というものなので、その範囲内でできることが増えてきた。

  • 早起きの子供たちに付き合って起きる~朝食作り(私の方が多い)
  • 保育園へ送り(夫婦で一緒に行く日の方が多いか)
  • 保育園から迎え、夕食作り、風呂、寝かしつけ、その他(夫婦で交代で分担)
  • あとは適当にその場で気づいた方がやる(誰もやりたがらないと放置ということも)

やりたい人がやる、という感じで何となくこういう分担に

なってきた。自分がやれることをたくさんやる、という

流れができてきて、子育ても家事もなかなか楽しくなってきた。

 

大切なのは「やった人がえらい」ということ

「やりたい人がやる」方式のいいのは、やりたい人が自分のやりたいように

できることかな、と思う。やればやるだけ、決められる範囲が増えていく。

 

細かいことだが、食器の置き場所も、普段料理を多くやっている人が

決めた場所に自然に決まっていくものではないだろうか。

食べたい料理も、作る人が決めることが多いだろう。

(子供たちはそれでも「カレー!! カレー!!」と言うのだが)

 

もちろん、夫婦でよく話し合って、きっちり分担を決められる人は

それでいいに違いない。育児も家事も完璧にしたいのであれば、

どちらもやらないで残っている作業がないように、事前に決めなければ

ならないのだと思う。

 

私自身がかなりいい加減な上に、両親がそうだったように

指図されたりしながらやりたくない、などと思っている。

夫をイクメンに育てているみたいなことを言われたら発狂

するかもしれない

(こういうことは実際には言われてないのだが)。

こういう私には、今のやり方は向いている。

 

社会と家庭内での役割のギャップに疲れるくらいなら

外で働いていて、それなりの役割もあり、自分でいろいろ決めて

仕事をしている父親が、家事になると細かいことをたくさん

指図されたりするのは、精神的になかなか大変なのではと思う。

 

その上、「僕だって手伝ってるよ」なんて言ってしまって

手伝うって何なのよ!子育ては夫婦の仕事でしょ!!」なんて

言い返されてしまったらしょんぼりしてしまう。

 

それだったら、できる作業はむしろ半分以上担ってみる方が

自分で自由にできるし、結局楽なのではと思う。

同じ作業を長く関わることで見えてくることも多い。

 

下の子が一生懸命食べる様子を見て、上の子がちょっと

刺激を受けて、残そうと思ったものを最後にかき込んだとか、

登園したときにいつも先生に甘えていたのに、

突然ある日から自分で支度をはじめたとか、

そういう些細な変化をいつも見られるというのは楽しい。